企画デザイン設計から、大型板金加工、アルミダイカスト製造、表面処理加工の難問解決工場
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花束をモチーフにしたシャンデリアのパイプアームです。
 
植物の有機的なラインを再現するため、Φ10の鉄製丸パイプを6種類ものRが組み合わされた複合Rで曲げています。
 
器具を構成する複数のアームをばらつきなく仕上げる事が要求されるシャンデリアのアームですが、自動ベンダマシンを駆使し、均一に仕上げた曲げ部材で組み立てました。
 
また、材料の切断からビーディング加工、ネジ加工の工程までも一貫して自動加工で行っているため、パイプと他部材との連結部まで高い精度で仕上げる事が可能です。
 
当社のパイプ加工技術情報はこちらでご覧いただけます。

投稿者: デザイングループ 乾
「レザーサテン塗装」を施した屋外用のスポットライトです。
 
塗料に微細なアルミ粉を含ませる事で、塗膜に凹凸を作りざらざらとした質感を与えます。これにより素材の面の粗さをカバーする効果や、使用に伴う傷も目立ちにくくする効果が見込めます。
 
加えて当事例では、ざらつき感・凹凸感のある住宅外壁と器具の質感をマッチさせる意図もありレザーサテン塗装を施しています。
 
当社のレザーサテン塗装は多彩なカラーに対応し、ざらつきの粗さの調整も可能です。

 

 

 

 ■サイズ:Φ120×長さ180mm

 

 

 

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投稿者: デザイングループ 乾
「切子」と呼ばれる装飾加工を施したガラスグローブです。
 
切子はガラス工芸のカットグラスの一種で、成型したガラスの表面に回転砥石などを当てがい、職人の手作業で模様を刻んでいく技法です。
 
当事例のガラスグローブはクリア層/乳白層/クリア層の3層から成っており、そこから外側のクリア層と乳白層を下絵に沿って削る事で、内側のクリア層が模様として浮き出てきます。加えて、模様部はV字状に切削されているため、光を受けると華やかな煌きを放ちます。

 

 

 

 ■サイズ:Φ125×H145mm

 

 

 

ガラスの成型から切子加工、製品組立て、梱包、出荷まで一貫して当社が行ないます。

投稿者: デザイングループ 乾
1台のシャンデリアに形状の異なる3種類のスピニング加工(へら絞り)部材を用いています。装飾様式に則った複雑な絞り形状ですが、細部に至るまで丁寧に造り込みました。
 
スピニング加工は板状の金属材料を回転させながら型に押し当て、職人の手により一定の厚みを保ちながら、少しずつ型に沿わせた形状に成型していく加工方法です。
 
雄型と雌型が必要なプレス加工に対し、雄型のみでの成型が可能な為、投資を抑えたい多品種少量生産に適しています。しかしながら、自動加工設備(最大径φ400)も保有する当社においては、職人のノウハウをマシンに反映させる事で、熟練の精度はそのままに量産にも対応が可能です。

 

 

 

 ■サイズ:①Φ87×H35mm  ②Φ127×H70mm  ③Φ180×H80mm

 

 

 

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投稿者: デザイングループ 乾
屋外用照明器具のアルミダイカスト製グローブガードです。
  
一見、それぞれに専用の金型を用いている様に見えますが、投資を抑えながら異なるデザイン展開をする為に金型の一部を共用しています。 
 
①のプレーンタイプの金型をベースに、②の2本格子タイプと③の面格子タイプの成型時には、予め入れ子構造にしておいた金型の一部を差し換える事で異なるガード形状を打ち分けます。
 
また、3種類の中で最も複雑な造形の③の格子は、基本肉厚2mm/ピッチ9mmで成型されています。格子の一本一本は細く繊細な印象ですが、面状に結合させる事に加え、四辺の支柱とも一体の構造をとる事でデザイン性と堅牢性を両立させました。

 

 

 サイズ:100×H140mm

 

 

成形した部品には、孔あけやネジ加工、表面処理を施し、製品組立て、梱包、出荷まで一貫して当社が行ないます。

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投稿者: デザイングループ 乾